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2004/7/22

★ 唐辛子成分などで発毛促進 熊大助教授

唐辛子の辛み成分であるカプサイシンと大豆などに含まれるイソフラボンを同時に摂取すると「育毛に効果的である可能性が高い」という研究結果を、熊本大大学院医学薬学研究部の岡嶋研二助教授(血液学)がまとめた。8月から半年間かけて約50人を対象に効果を検証する。

岡嶋助教授の研究によると、カプサイシンは全身に分布する知覚神経を刺激し、「カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)」という物質を放出させる。CGRPは細胞増殖にかかわり、毛髪の成長に重要とされる「インスリン様成長因子」を増やすという。イソフラボンはカルシウムが骨から過剰に溶け出すのを防ぐ作用があることで知られるが、CGRPが作られるのを促進する効果もある。

岡嶋助教授は、ストレスで頭髪やまゆ毛が抜けた男性にカプサイシン6ミリ・グラム(唐辛子2グラムに相当)とイソフラボン75ミリ・グラム(豆腐約200グラムに相当)をそれぞれカプセルで4月下旬から毎日摂取してもらった。皮膚科の治療では効果がなかったのに、飲み始めて1か月で頭頂部とまゆの一部に発毛があり、2か月半たった現在も順調に伸びている。

熊本大医学部元教授(皮膚科)の小野友道・同大副学長の話「もっと症例を集める必要があるが、(内服で発毛するというのは)面白い着想だ」

引用元: http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/news0407/news0716e4.htm

刺激物は髪によくないと思ってたので正直驚き。韓国人は禿ないのか!
などとつっこみたくなるけど、なにより岡島助教授が髪ふさふさなので一安心。
そんな研究してて禿てたら信用できないですもん。

麻婆豆腐好きな私ははげないのですね?助教授!( ̄ー ̄)ニヤリ

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2004/7/15

★ ナッツ好きの女性には胆石が少ない

ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類に、新たな健康効果が報告された。 ナッツをよく食べる女性には、ひどい胆石症になる人が少ないというもの。 米国の女性看護師およそ8万人を、20年間追跡した疫学研究「Nurses' Health Study」から明らかになった。この疫学研究からは以前、ナッツ好き女性に 2型糖尿病が少ないことが分かり大きな話題になったが、胆石との関係が 明らかになったのは初めて。研究結果は「American Journal of Clinical Nutrition」誌7月号に発表された。

研究グループは、ナッツに含まれる様々な健康成分が、胆嚢を切除しなければ ならなくなるほどのひどい胆石症を防いだとみている。胆石が気になる人は、 毎日の食事にナッツ類を取り入れてみてはいかがだろう。

引用元: http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/319777

ナッツ食べるしかないでしょ(ノ゜ー゜)ノ

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2004/7/14

★「にがり」取りすぎ注意

ブーム加熱で国立栄養研

・ダイエット効果があるとテレビや雑誌などで紹介され、健康食品としてブームになっている「にがり」について、独立行政法人国立健康・栄養研究所(東京)は14日、ダイエット効果の根拠がないとして、取りすぎに注意するようホームページで呼び掛けを始めた。

にがりは濃縮した海水から塩を除いた後の残留物で、主成分は塩化マグネシウム。これまで豆腐を作る凝固剤として使われてきた。研究所によると、主成分の塩化マグネシウムが「糖の吸収を遅らせる」「脂肪の吸収をブロックする」「糖質代謝を促進する」などとして、ダイエット効果を紹介する例が目立つが、どれも確実な根拠や文献はない。

マグネシウムは医薬品の世界では下剤に使われており、食品としても過剰に摂取すると下痢する可能性がある。下痢による一時的な体重減少は見かけの変化にすぎず、ビタミン、ミネラルの吸収を妨げることもある。

引用元: http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail.php?no=170

ブームの火付け役となった某TV番組はどうするんでしょうね?下痢でその場しのぎの体重おとしは非常に危険です。 年とって後悔します。

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2004/7/11

★ 人口甘味料で大食いに?? ラット実験

米インディアナ州インディアナポリス(AP) ラットに低カロリーの人工甘味料を与え続けた後で通常のえさをやると、砂糖だけを与えた場合に比べて食べる量が大幅に増えるとの実験結果が、このほど発表された。研究者らは「摂取カロリーを自然に調節する機能が混乱するためでは」と推論しているが、「それは考えにくい」と批判する専門家もいる。

研究は、米パーデュー大のスーザン・スウィザーズ助教授がまとめ、肥満問題の専門誌で報告した。実験用ラットを2つのグループに分け、一方には人工甘味料のサッカリンと砂糖を混ぜて甘くした液体、もう一方には砂糖水を10日間飲ませ続けた。その後、砂糖をたっぷり加えたチョコレート味の菓子と通常のラット用のえさを与えてみたところ、菓子は両グループとも同じ量を食べたが、通常のえさは、サッカリンを飲ませたグループが砂糖水のグループの3倍もの量をたいらげたという。

この結果について、同助教授は「甘いものを食べても、人工甘味料では期待したカロリーが摂取できない。この状態が体内の自動調節機能を狂わせてしまうのだろう」と分析。米国内で人工甘味料を使った飲料や菓子が普及しているのに反して、肥満人口が増加の一途をたどっているのは、これが原因ではないかとの見方を示す。

一方、米ワシントン大のアダム・ドリュノウスキ氏は「実験にはほかの要因が作用していた可能性があり、まして人間に当てはめるのはナンセンス」と批判する。同氏は94年にフランスで、人工甘味料入りのヨーグルトを人間に食べさせる実験を指揮したが、食事の取り方にはまったく影響が出なかったという。

引用元: http://www.cnn.co.jp/science/CNN200407110001.html

結局、人口甘味料はいいの?悪いの?はっきりしてほしいです学者さん!! 天然の甘味料でしばらく様子見かな。

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2004/7/8

★ 便秘や過敏性症候群の女性は…

首都圏の成人女性を対象にした実態調査で、便通状態が睡眠に何らかの影響を与えていることが分かった。特に、若年層では過敏性腸症候群と、中高年齢層では機能性便秘と関係している可能性が高いという。7月1日、日本睡眠学会のポスターセッションで、花王の小野茂之氏らが発表した。

研究グループは、首都圏在住の25〜64歳の女性で、日勤者および専業主婦のそれぞれでランダムにサンプリングし、研究への参加同意を得た上で、睡眠と便通状態に関するアンケート調査を実施した(自己申告法、2000通を配送、回収率99.4%)。調査は2002年12月第1週目に中高年女性を対象に、2003年6月第1週目に若年女性を対象に行った。

便秘状態の評価は、ローマ基準IIに準拠した。なお、回収後に、記入漏れがあったデータは除外し現在治療中の病気が調査時の体調に影響を与えると推定された人および直接便通状態に影響するため連日の飲酒習慣がある人については、それぞれデータを除外している。

解析対象は総数で1602人。年齢層別では、25〜34歳が368人、35〜44歳は349人、45〜54歳は574人、55〜64歳は311人だった。

睡眠状態の評価は、睡眠健康危険度調査(白川修一郎ら、1996)により行った。睡眠健康調査は、1.睡眠維持障害関連因子、2.睡眠随伴症状関連因子、3.睡眠時無呼吸関連因子、4.起床困難関連因子、5.入眠障害関連因子、さらに、この各因子の合計得点を睡眠健康危険度得点とし、総合的な睡眠健康の良否について検討するもの。

 結果については、コントロール群、機能性便秘群、過敏性腸症候群の3つのグループで検討を加えた。 それによると、全年齢層をまとめた解析では、対照群に比べ、機能性便秘群(p<0.01)および 過敏性大腸症候群(p<0.001)で睡眠健康危険度が有意に悪化していた。

引用元: http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash/318333

便秘は万病のもとといいますけど、安眠のさまたげにもなってたんですね。
不眠は美容の大敵!毎日すっきりだしてきれいになりましょう。

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2004/7/1

★ 総合ビタミンはエイズの発症を遅らせる

A simple multivitamin pill may slow the advance of HIV, say US doctors. If so, patients in developing countries will be able to delay switching to more expensive drugs.

The suggestion emerged from a clinical trial involving nearly 1,080 pregnant women with HIV in Tanzania. Those who swallowed a daily dose of vitamins B, C and E for up to five years were around 50% less likely to progress to full-blown AIDS than those in a comparison group, the researchers report today in the New England Journal of Medicine1.

Lead author Wafaie Fawzi of Harvard School of Public Health, Boston, believes that multivitamins should be given to developing-world HIV patients in the early stages of the disease. Costing around $15 a person each year, this would be a relatively cheap way to improve their quality of life, he says.

The supplements could also postpone the point at which the disease worsens and patients need to be placed on antiretroviral therapy, which is more potent but costs around $300 to $400 for each patient annually. Patients are not usually placed on antiretroviral drugs until the disease worsens because of their side-effects.

The multivitamins "are definitely not a substitute" for antiretroviral therapy, says Lynne Mofenson who studies HIV in mothers and children at the National Institute of Child Health and Human Development in Rockville, Maryland. Efforts are also under way to expand access to retroviral drugs. But, because of the drugs' price and difficulties administering them in developing countries, less than 8% of the 6 million patients worldwide who need the therapy currently get it.

引用元: http://www.nature.com/nsu/040628/040628-17.html

全世界600万人のうち8%以下の 患者しか抗ウィルス剤を使えていないという事実にびっくり、高くて買えないんですね。その点ビタミン剤なら安いですもんね。
もちろん総合ビタミン剤が抗ウイルス剤の代わりを完璧に果たすわけではないですが発病を遅らせることができる。すごい発見だなって思います。

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2004/6/9

★ ビタミンK2で肝がん抑制、副作用少なく

ウイルス性肝硬変の患者がビタミンK2剤を何年も飲み続けると、肝がんに進行する確率が標準的な治療のみの患者に比べ約5分の1にまで下がる。塩見進・大阪市立大教授らのグループがそんな研究結果を米医師会誌(21日発行)に発表する。ビタミンK2剤は骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の薬として普及しており、同グループは「副作用が少ない安価な薬で肝がん抑制の可能性を示せた」という。

ビタミンK2は納豆などに多く含まれる成分。研究の対象となった患者40人は皆、男性より骨がもろくなりやすい女性で、骨粗鬆症と早期のウイルス性肝硬変を併発していた。96年から約8年間、経過を追った。

21人は肝臓を保護する薬剤を使う標準治療に加え、ビタミンK2剤「メナテトレノン」を毎日45ミリグラム飲み、19人は標準治療だけを続けた。その結果、肝がんに進行したのは、K2を飲んだ患者では2人、飲まなかった患者では9人だった。

この結果をもとに1年間に発がんする確率を計算すると、飲んだ患者は1.6%になる。飲まなかった患者は8.8%で、ウイルス性肝硬変になった患者の全国平均(8%前後)に近かった。

小俣政男・東京大教授(消化器内科)は「ビタミンK2が肝がんの再発を抑えることを示す研究が別のグループから発表されているが、今回は肝がんへの進行を抑える効果もうかがわせる。ただ、抗がん剤のように劇的には効かないだろう」と話す。

引用元: http://www.asahi.com/science/update/0721/001.html

ビタミンはいいやねー

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★ くせ毛は遺伝する

縮れ毛、巻き毛、ウェーブなど、さまざまなくせ毛がある。くせ毛が気に入らない場合は、 一生つき合うことに、憂鬱になる場合もある。

くせ毛がある髪は、明らかに遺伝によるもので、生涯大きな変化はないことを 米ジョンズホプキンス大学医学部で研究しているジェレミー・ネーサンズ博士が明らかにした。 くせ毛を決定する遺伝子は、「フリズルド−6」(Frizzled−6)と呼ばれるもので、これが髪の パターンを決めることをマウスで発見し、5月25日付けの「米国立科学アカデミー紀要」 (Proceedings of the National Academy of Sciecnes )で報告した。

人間にも同じ遺伝子があることが確認されており、さまざまな人間のくせ毛や、つむじの位置、 方向、巻き方などは、この遺伝子に支配されていることはまず間違いない、と同博士は言っている。
「フリズルド−6」遺伝子は、最初は、ミバエの羽に生えている毛や体の剛毛をコントロ−ルしている 遺伝子として、見つかった。この遺伝子を欠くミバエは、毛の並び方や毛先の方向がまちまちになって、 整っていないので、すぐわかるという。 ミバエのほか、体毛がある哺乳類すべて、この遺伝子に支配されていると考えられていた。 そこで、博士らが、マウスでこの遺伝子を除去した系統をつくってみたところ、体毛のパターン異常が 現れることがわかった。

引用元: http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/312409
関連: http://www.cnn.com/2004/HEALTH/05/24/bad.hair.gene.ap/

だからってご両親やご先祖さまを責めてはいけないよ!

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